こんばんは。最近のアイルランドのトピックといえば『ダブリン空港の大混雑』ですね。夏のベストシーズンを迎え、もろに影響を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか?ロストバゲージの確率も高くなっているようで、7月に空港利用を予定している私は今から戦々恐々としております。
最低限の荷物にするべき理由
直近では、コロナ規制がほぼ撤廃したこともあり、多くの方がアイルランドへ渡航しています。しかし、航空需要は従来の水準まで戻りつつありますが、コロナ禍で多くの空港職員を解雇したため、ダブリン空港は深刻な人手不足に陥っているようです。ヒューマンエラーやシステムエラーが相次ぎ、人間と荷物が一緒に到着しないといったロストバゲージが発生していることも納得してしまいますよね。
皆さまは多くの荷物を抱え渡航されると思いますので、ロストバゲージはかなり怖いですよね。かといって日本からアイルランドへ郵便を送ることも以前ほど単純ではありません。国際郵送問題の詳細については、ぜひ▼こちらの記事をご確認下さい。
この記事ではこんな不安を抱えた方々へ向けた内容になっています。
複数の荷物を預け荷物にするとロストバゲージの確率が高くなる…
日本からアイルランドへ郵便を送るのもなんだかリスクがありそう…
こんなリスクを考慮した上で、私がおすすめすることは『できるだけ荷物を減らし、受託荷物のスーツケース(1~2個)だけで完結させる』です。そうすることで、ロストバゲージの確率も下げられますし、郵便を送る手間も省け、受け取る際の関税の支払いもありません。実際に私は、アイルランド滞在は3〜5年程度を想定しておりましたが、スーツケース2個で渡愛しました。
必要物資の厳選
ここからは荷物を減らす上で最も重要な『必要物資の厳選』についてご紹介していきます。私自身、渡航前は一体なにを準備すればいいのかが分からず、的外れな物をもってきてしまったり、足りないものがあったりとたくさん後悔しました。以下、そんな私が厳選した必需品です。※あくまでも個人の感想なので、多少の偏りがある点についてはご了承くださいませm(._.)m
◆日本から持っていくと便利な物
ここでは、パスポートや貴重品・衣類などの通常の荷造りで必要なものについては記載いたしません。主に、消耗品やアイルランド特有の環境により必要と判断したものを記載しております。
コメント(以下、アイルランドは当地とします) | |
生活用品 | |
歯ブラシ | 当地の歯ブラシはヘッド部分の面積が大きく磨きにくいです。 毛先の細さも日本製は素晴らしいです。 |
サランラップ | 当地のものはとにかく質が悪いです。 ラップ同士の密着度が悪く、おにぎりがうまく包めない程です(笑) |
ポケットティッシュ | 当地のものは値段と質が釣り合っていません。 ティッシュが硬く鼻の下が痛くなることもしばしば… |
生理用品 | 日本製より質は劣ります。 デリケートなものなのでこだわりのある方は持参をおすすめします。 また、欧州では月経カップという環境にもお財布にも優しい生理用品も主流です。 1個購入すると10年ほど使えるので、この機会に試してみるのもいいかもしれません! お値段は当地での購入で1000円前後です。 |
日焼け止め | 年中涼しい気候ですが、特に夏の日差しは強いので日焼け止めは必須です。 当地の日焼け止めは、肌触りがベタベタしてしまいます。 |
化粧水 | 当地は拭き取り化粧水がメインです。 メイクも落ちるほど強力な洗浄力を持ち合わせているので、それだけでは肌がかなりつっぱってしまいます。 個人的には、化粧水と乳液は日本製が圧倒的に良いです! |
食品・食器 | |
袋麺 | 当地のアジア食品店にもいくつかの袋麺があります。 しかし割高で種類も多くないので、お気に入りの袋麺をいくつか持参することをおすすめします! |
缶詰 | サバ缶やさんま缶など日本の美味しい缶詰は見かけません。 たまに食べる味噌味の缶詰があると日本を思い出してホッとしますよ。 |
緑茶パック | 当地のスーパーにもGreen Teaと書かれた緑茶がありますが、香りも味わいも全く別物に感じます。 コーヒーや紅茶に飽きた頃に緑茶があると最高に美味しいです。 |
お箸・茶碗 | 当地で入手できる場所は限られています。 デザインも好みがあると思いますので、できれば食洗機対応のお箸・ご飯茶碗を用意していくことをおすすめします! |
菜箸 | こちらもなかなか手に入りません。 日本製のシリコンタイプの菜箸だと食洗機にいれても傷むことなく使えています! |
衣類 | |
ヒートテック | 当地でもユニクロオンラインは使えますが、かなり割高です。 数枚あると便利です! |
ウルトラライトダウン | こちらもユニクロの商品ですが、小さく折り畳めるダウンが1着あると渡航中の機内でも活躍します。 |
ウィンドブレーカー レインウェア | 「さっきまで晴れていたのに急に雨が降ってきた!」これは日常茶飯事の出来事です。 当地でも防風・防水タイプのジャケットを着ている人をよく見かけます。 スポーツメーカーのノースフェイスやコロンビアの商品は、デザイン性・機能性ともに素晴らしい商品が多いですよね! わざわざ購入する必要はないかと思いますが、既にお持ちの方は持ってきておいて損はないはずです。 主に真冬以外の寒すぎない日に着用します。 |
防水ダウン | 私は普通のダウンコートを持ってきていたのですが、たくさんの雨に打たれ妙に萎んだような形になってしまいました。 雨に打たれなければいいのですが、急に雨が降ってくるので全て回避するのは至難の技です( ; ; ) そこでおすすめしたいのが、ノースフェイスの防水ダウンです。 雨に濡れても水を弾いてあとで拭くだけで、形が崩れません。 このようにアウトドアメーカーの防水ダウンが1着あると便利です! |
ヘアバンド | 私はディズニーランドで購入したヘアバンドを重宝しています。 当地でも類似品の購入が可能ですが、せっかくなら可愛い方が気分もあがりますし、重たいものではないのでぜひ! |
ハンカチ ハンドタオル | お気に入りが数枚あると重宝します。 |
その他 | |
筆記用具 | 当地でよくみかける筆記用具にステッドラー(STAEDTLER)というメーカーがあります。 日本でも人気のドイツのメーカーです。 マーカーやボールペンはこちらのメーカーの商品は素晴らしいですが、シャーペンや消しゴム・フリクションは日本製が良いです! |
変換プラグ | 3本足のBFタイプです! 滞在中に欧州旅行を計画されている方は、様々な国に対応可能なマルチタイプの変換プラグがおすすめです。 1000円程度で購入可能ですよ! |
変圧器 | 日本から電化製品を持ってくる予定のある方は要チェックです。 iphoneの充電は問題なく行えますが、ドライヤーやヘアアイロンの電圧は220〜240Vに対応していますか? 対応していない場合は、海外対応の家電製品を購入するか、変圧器を用意しましょう。 |
スリッパ | 土足文化の当地では、室内履きのスリッパが必要です。 我が家は、完全に土禁にしていますが、室内では常にスリッパを履いて過ごしています。 サッと洗えて軽いスポーツサンダルがおすすめです! |
医薬品 | 備えあれば憂いなしです! 病気の時に慣れない海外で適切なお薬を探すのも一苦労します。 日頃から使っているものがあれば、多めに持ってくることをおすすめします。 |
アイスノン | 長期的に滞在される方におすすめします。 当地ででアイスノン(枕元に敷いて頭を冷却するもの)を購入したのですが、冷凍ではなく冷蔵保管タイプだったのですぐに常温に戻ってしまいました。 かといって冷凍するとカチコチで岩の上で寝ているようで(笑) やはり日本製は素晴らしいと思いました。 |
◆持っていかなくてもいい物
コメント(以下、アイルランドは当地とします) | |
シャンプー リンス ボディーソープ | 当地の水は硬水ですので、日本製のものだと合わない可能性もあります。 日本でもお馴染みのパンテーンやダヴが普通に売っています! |
洋食器 | 食器が備え付けてある賃貸が多いです。 我が家は、入居時に不動産の方から新しい洋食器を一式買い取りました。 (全てIKEAの商品でした) |
調味料 | 日本の調味料は、アジア食品店で入手可能です。 かなり割高なので、荷物に余裕のある方はいくつか用意してもいいかもしれません。 |
終わりに
いかがでしたか。渡航前の皆さんの参考になったでしょうか?
私の場合は、カメラ(2種類)・その他周辺機器・ノートパソコン・swich(ゲーム機)・ipadなど受託荷物に預けられないものが多く、機内持ち込みのリュックがパンパンでとても大変だった記憶があります…T^T今思えばもう少し減らせたなぁと思っておりますが、荷物は増える一方で減らすことは難しいですよね。
これから渡航予定のある皆さまも大切な私物とうまく相談をして納得のいく厳選作業を行ってくださいね。
それでは本日はこの辺で失礼します。おやすみなさい。
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