ダブリンに釣りの季節がやってきた|初心者が100匹釣るまでの軌跡

アイルランド
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こんにちは!フィンランド旅行に関する投稿が続いておりましたが、一旦休憩。本日のお題は『魚釣り』in ダブリン!!!!

我々がダブリンで魚釣りを始めたのは、昨年夏。コロナ禍真っ只中で、おでかけをするなら人混みを避けたい。でもいつもハイキングばかり…なんかないか。なんかないか。と考えた末に、思いついたのが『釣り』でした。島国だ!きっと魚がたくさんいるだろう!!という安直な発想でした。とは言っても釣りレベルは、超がつくほどの初心者Σ(-᷅_-᷄๑)日本にいる頃に、釣り堀で竿をレンタルして小さいカサゴを釣った程度です。

そんな私ですが…タイトルにもある通り。なんと!!!これまで計7回の釣りを経て100匹釣れました!本記事は、それまでの軌跡です。初心者が試行錯誤しながら奮闘します!是非お付き合いくださいませ。

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釣り具調達

何ごとも形から!という性格なので、まず道具を揃えようと思いました。早速、ダブリンの老舗釣具屋さん【Rory’s】(Temple Bar, Dublin1)に行ってみました。釣竿は思いの外、高かったので保留。YouTubeなどで得た情報から、それっぽいものを何点か購入しました。その後、釣竿はAmazonUKにて3000円のおもちゃ同然の物を購入しました。この時点では、こんなんで釣れるのか…(笑)と不安しかありませんでした。

2021/8/31 撮影

いまこの写真を見返すと、使えなかったものがほとんどです(´-`).。oOこんな感じですが、物は試し!で早速、釣りに行ってみました!

釣りポイント

昨年の夏。ドキドキの朝を迎えました。最初の場所に選んだのは【ダン・レアリー港(Dun Laoghaire Harbour)】市街地から南東へ約11km。電車で約40分の場所に位置しています。ダン・レアリー港は、東西にそれぞれ長さ1km程の人工の防波堤があります。防波堤の上を散歩する人や釣りをしている人もおり、地元民憩いの場所です。

まだこの場所以外の釣りポイントは見つけていません。どなたかお詳しい方がいらっしゃいましたら、是非教えてください!

Google Mapより
West Pier

釣りポイントは、この緑の塔が目印です!

East Pier(West Pier側から撮影)

どうですか?美しい景色ですよね^ ^田舎出身の私は、どこかで見たことあるような懐かしい気持ちになり、『同じ地球なんだなぁ…』と遠いはずの日本を近く感じることができました。

夕焼けは、また格段に美しいです。コロナ禍以降は、特に沢山の方が大変な思いをされています。日本に帰りたいけど帰れない方、やっとの思いでスタートを切った留学を頑張っているけれど、試練にぶつかっている方、お仕事が忙しい方…いつも本当にお疲れ様です。気晴らし程度にしかならないかもしれませんが、是非この素晴らしい堤防を訪れてみてください。海の向こうは日本と繋がっています!頑張りましょう!皆さんのアイルランド生活が充実したものとなりますように。

初回。釣りスタート

釣りポイントには、私たち以外に既に3〜4人の方がいました。初心者の私たちは、おもちゃの釣竿を取り出し1本の釣り竿を2人で交代ずつ使いながら、見よう見まねで“釣り”を始めてみました。

すると…それに見かねたアイリッシュのダンディーなオジ様が笑顔で近づいてきて…『君たち〜そんなサビキと重りじゃ釣れないよ〜。釣竿もおもちゃだね!』といいオジ様は自分の持ち場に戻っていきました。衝撃の言葉たちに、意気消沈でした…m(._.)m今日は釣れないのか…。

と思ったのも束の間!!!!

そのオジ様は、また近づいてきて、なんと!なんと!!!『このサビキと重りあげるよ。付け方はこうやって、こうやって。こう!いい?分かった?それと、僕の釣竿1本貸してあげるよ。』神様に見えました(泣)

オジ様から頂いたサビキと重り

その後も下手くそな私たちが根がかりする度魚を釣る度に、手を貸してくれまして。本当に優しい方でした。

そんなこんなで試行錯誤を繰り返して、初回の釣りで釣れた魚はこの通りです!!!おもちゃの釣竿の方でもオジ様の釣竿と変わらないくらいよく釣れました!今思うと小魚は、海に帰すべきでした…ごめんなさい。

魚は『ポロック』というタラ科の白身魚です。フィッシュ&チップスでお馴染みの魚です^ ^

今日のサプライズはまだ終わりませんでした!本当に楽しく“釣り”ができ、私たちは新しい釣り竿をもう1本買おうと決意しました。そして、オジ様に立派な釣り竿を返しに行くと…『釣り竿、君たちにあげるよ!!僕は釣り竿たくさん持ってるし、これからも楽しもうね!』ととても早口の英語で話してくれました。

さすがにそれは貰えないと、何度も返そうとしたのですが。『本当にいいんだよ!』と言いながら帰りの支度をし、オジ様は颯爽と自転車で帰って行きました。私たちはオジ様の背中を見ながら大声で『Thank you〜〜〜』と叫びました。

オジ様から頂いた釣り竿とAmazonの釣り竿

一目瞭然の釣り竿クオリティです。もちろん上がオジ様から頂いた釣り竿です!こんな有難いことがあるのかと。本当に驚いた1日でした。そして、このオジ様とはその後何度も釣りスポットで再会を果たしています。本当に良い出会いでした。

追記 初回釣れた魚はポロックのみでしたが、鯖が釣れる日もありました。

右側の青白い魚が鯖です!!

これまで1匹も釣れずに帰った日はない程、よく釣れます。先述したダンディーなオジ様以外にも複数人と顔見知りになり、今や釣りに行く事が私たちにとって至福のひとときです。本当に皆さん優しい。

魚を調理

釣った魚は、新鮮なうちに調理します。塩を振って魚のぬめりを取り、内臓を取り出して、三枚おろしをします。

主に唐揚げや南蛮漬け、塩焼きににして頂きます。白身がホロホロしていて最高に美味しいです。臭みもなくついつい沢山食べてしまいます。次回は味噌煮に挑戦してみようかと考え中です。

終わりに

日本と同じ島国にも関わず、意外と!?お店の海鮮類が充実していないダブリン。釣れる魚は限られてはいますが、自分で釣った魚ほど美味しく食べられる魚はないと思います。

我々も、釣りについては初心者で分からないことだらけですが、心優しい釣り人の方々の力をお借りして、ダブリンでの釣りライフをとても楽しんでいます!是非、あたたかい夏のアクティビティとして、計画を立ててみてはいかがですか?

今後も釣りについてはブログを更新する予定です。チェックしてみてください!

それでは本日はこの辺です。おやすみなさい。

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