こんばんは!お久しぶりです。年末年始を過ごしたことがつい最近のことのように感じますが、あっという間に6月になりましたね!夜の10時を過ぎても真っ暗にならないダブリンの空は不思議です。
さて今回は、しばらくお休みしておりました『ヘルシンキ旅行』について引き続きご紹介していきす。ダブリンから約3時間で訪れることが可能なヘルシンキ!私自身2度訪れていますが、何度でも行きたい。そう思います。関連記事は▼こちらからご覧下さい。
本記事では、ヘルシンキ旅行に行ったら、一度は訪れたいかもめ食堂(Ravintola Kamome)についてご紹介いたします。
かもめ食堂 概要
皆さん『かもめ食堂』についてはご存知ですか?北欧一有名な日本食レストランではないかと。個人的に思っております。
ではなぜ有名なのか?それは、単刀直入に。2006年に映画化された『かもめ食堂』をモデルとしたレストランだからです!実際に撮影で使われたレストランで、内装等が変わっている部分もあるようですが、映画の雰囲気はしっかりと残っています!
映画『かもめ食堂』は、ヘルシンキに暮らす食堂を運営する日本人女性を主人公にした映画です。独特な雰囲気と北欧らしさ全開のお洒落さに、釘付けになるはずです!まだご覧になっていない方は是非、ご覧くださいませ。
正式名称:Ravintola Kamome (かもめ食堂) ※Google map等で『かもめ食堂』と検索してもヒットしない場合がありますので、その際は『Ravintola Kamome』で検索してみてください。
所在地:Pursimiehenkatu 12, 00150 Helsinki (ヘルシンキ中央駅より徒歩20分)
営業時間:(月)11:00〜14:30/(火)〜(金)11:00〜21:00/(土)12:00〜21:00/(日)(祝)閉店
上記の情報については▼こちらの公式HP(日本語)からもご確認いただけます。
外観と店内紹介
爽やかな水色の看板と店内がよく見通せるガラス張りの外観が出迎えてくれます!
店内に入り、まず目に入ったのが上記右下の写真。ピンク色のメモリーノートブックです。こちらを開いてみると、かもめ食堂を訪れた多くの日本人の方がメッセージを残していました!『どこから来たか、誰と来たか、何を食べたか』など。日付と共に皆さん思い思いの言葉を綴っていました!
個人的な情報もあり、中身の写真撮影は控えたのですが、日本人らしさを感じられる素敵な一冊でした。是非、かもめ食堂を訪れた際にはメッセージを書いてみてくださいね!
こちらはかもめ食堂内にあります、ギフトショップコーナーです。ガラスボトルとフィンランドお土産と言えば!で有名なキッチンクロスが可愛すぎて見ているだけでも楽しくなりました!
ご自宅の食卓にかもめ食堂のガラスボトルが並ぶとテンション上がりますよね!
メニュー紹介
お店の方の話によると、コロナ禍の影響を受け、ヘルシンキへ訪れる日本人観光客向けではなく、現地に住んでいる日本人・現地人に向けてメニューを展開しているそうです。
それによりメニューの大方は日本食で占めていました!以前はフィンランド料理も提供していたとのことで、そちらも気になりますよね^ ^
以下、メニュー表を撮影したものです。季節のメニュー等の一部メニューについては変更することもあるかと思いますので、お目当てがあり、かもめ食堂を訪れる方は事前に確認しておくと良いかも知れません。
【お詫び】肝心なメインの丼ぶりのメニュー表を撮影し忘れていました。私たちが注文したメニューもこの中にありました…(泣)食事注文後にメニュー表を撮影していたのですが、あまりにもお腹が空いていて、集中力のかけらもなかったようです…お許し下さい(>_<)
実食レポート
数多くあるメニューの中から、我々が今回選んだメニューは『味噌オートミルク鍋』『サーモン丼』『唐揚げ丼』です。先述しましたように、メニュー表の撮影を忘れていた為、味噌オートミルク鍋以外の正式な名前は分かりません…
みてください!いかがですか??艶やかなサーモンと濃厚そうなオートミルク鍋。カリッと揚がった唐揚げ!今、写真を見返しても最高です!ダブリンに住み始めて早3年。やはり日本食が恋しいです。日本人の手がける日本食。ぶっちぎり優勝です!!!
ダブリンでもサーモンは美味しく頂いていますが、残念なのは米なのです。水分が多くべちゃべちゃしていたり、酢が異様に多くネタの味を活かしきれていなかったり、餅つきしましたか!?という程、米同士が密着していたり。そういった背景もあり、私はかもめ食堂のサーモン丼に大きな期待を寄せていました!結果、絶妙なお酢のバランスとまわりの副菜が最高にマッチして、とてもとても美味しかったです!
そして、さらに驚いたのは味噌オートミルク鍋です!これがまた美味しかった!!!ジャンクフードにすっかり慣れてしまった胃袋が一瞬で優しさに包まれました。たっぷりお野菜と優しいスープ。結構な量でしたが、あっという間に食べ終えました!
また、お店の方の配慮も素晴らしく、本来であれば丼ものには味噌汁が付くのですが、『お客様はオートミルクを頼まれているので、もしよろしければ味噌汁をスイーツに変更しましょうか?』と。なんてお優しいのでしょうか。返事は勿論『はい、よろしくお願いします!』
抹茶ケーキとアイスクリームとコーヒーです。この組み合わせ堪りませんよね〜。日本ではさほど珍しくない並びかも知れませんが、今の私たちにはこの日本らしさがザクザク刺さります。そしていざ食べてみると先程述べた日本らしさを超越する美味しさに驚きました!ヘルシンキに住んでいたら週に1回はお邪魔するだろうな〜と思った程です。
素晴らしい出来事はまだ終わりません。この時、店内には我々しか滞在していなかったのですが…なんと!お店の方が我々の席まで来て『まだお店で提供していない試作品のレバーを食べますか?』と。例に倣って勿論、返事は『はい!是非。お願いします!』です!!とても気さくな方で話していてとても楽しい時間でした♪
こちらが試作品のレバーです!ごま油と岩塩、ネギ、程よく火の通ったレバー。日頃から進んでレバーを食べることはないのですが、一瞬でトリコになりました(笑)忖度抜きで本当に美味しかったです!食感・香り・後味、すべてにおいてレバーの潜在能力を最大限に引き上げているように感じました!
お店の方曰く、この美味しさを現地のフィンランド人に感じて貰いたいようで、コース料理に含めて提供する予定のようです。
美味しさ満点。優しさ満点。それ以上のものを貰ったように思います。
終わりに
いかがでしたか?本記事を読んで下さった方のうち1人でも『かもめ食堂に行ってみたい!』と思っていただけたのなら幸いです♪ 私は、かもめ食堂と何の繋がりもない通りすがりのただの旅人ですが、この感動を皆さんと共有できることに喜びを感じます!
次回投稿も是非お付き合いくださいませ。ありがとうございました!
それでは、おやすみなさい。
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