ダブリンからゆく【ディズニークルーズ記】at 地中海 No.3 バルセロナ・パビリオン

ヨーロッパ
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クルーズシリーズのNo.2を投稿してから随分時間が経ってしまいました( ;∀;)すみません…予定では、残り4投稿ほどあります!どうか気長にお付き合い下さいませ。

前回のバルセロナ ガウディ建築巡りに引き続き、本日はバルセロナの有名どころ、バルセロナ・パビリオンスペイン村をご紹介します!!!バルセロナといえば、ガウディ建築ですが…実は『近代建築の三大巨匠』と言われるミースの作品がバルセロナにはあるのですヽ(´▽`)/

Day 17.17前泊バルセロナ,スペイン
Day 27.18乗船バルセロナ,スペイン
Day 37.19寄港地カンヌ,フランス
Day 47.20寄港地ローマ,イタリア
Day 57.21寄港地ピサ,イタリア
Day 67.22At the Sea
Day 77.23下船バルセロナ,スペイン
全体旅程

ディズニークルーズ記No.1〜No.2の記事は▶︎こちらからご覧いただけます。

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バルセロナ・パビリオン(ミース記念館)

1929年にスペインのバルセロナ万国博覧会でドイツ館として建設されました。仮設のため博覧会終了後に解体されましたが、ミース生誕100周年に当たる1986年に復元され現在は「ミース・ファン・デル・ローエ記念館」として親しまれています。

バルセロナ・パビリオンは、鉄・ガラス・大理石・水面で構成され、モダニズム建築の傑作の1つとして世界中に知られています。

ミース・ファン・デル・ローエとは?

1886年から1969年に活躍したドイツ出身の建築家です。ル・コルビュジェ(サヴォア邸、国立西洋美術館)やフランク・ロイド・ライト(落水荘、帝国ホテル)とならんで近代建築の三大巨匠と呼ばれています。

鉄骨造・鉄筋コンクリート造を用いた、内部空間を限定せずどのような用途にも対応できる空間を提唱しました(ユニバーサル・スペース)。また「Less is more-少ないことは、より豊かなこと」や「God is in the detail -神は細部に宿る」などの名言が有名です!!

バルセロナ・パビリオン(ミース記念館) 基本情報

営業時間
・1月-2月 10:00-18:00
・3月-10月 10:00-20:00
・11月-12月 10:00-18:00

入場料
・大人 €8
・学生 €4
・18歳未満 無料

オンラインで日付指定の入場券を購入することが可能です。▶︎チケットの予約はこちらから。※当日、現地にてチケットを購入することも可能です。

場所

📍バルセロナ・パビリオン外観

外観を見ると一体何の建物なのか想像もつきません。さぁいよいよ、入口のお兄さんに声をかけてチケットを購入。中へ入ってみましょう^ ^開館前からスタンバイしていたので、貸切状態でした!人が写り込まない写真を残したい方は、朝イチの入場をお勧めします

いかがですか!?建築系の学校の方は、既視感があるのではないでしょうか?近代建築の代表作である、バルセロナ・パビリオンは必ずと言っていいほど建築史の教科書で扱われていますよね!建物内外の境目を感じさせない洗練された空間づくりには圧倒されます。建物中で最も目を引くのが赤茶色のオニキスの壁です。高価な大理石が使用されており、無駄のない空間に強い印象を残していますね。

建物は、トラバーチンと呼ばれる石材の上に建っており、水平な屋根を8本の十字形断面の鉄柱で支えています。

想像の何倍も細い鉄柱で建物の構造体を支持していることに驚きました。構造から独立した石・ガラス・大理石は自由に配置され、流動的な空間を作っています!

ミースの思想である「Less is more」や「God is in the detail 」の言葉通りの傑作でした。一見、無機質に見える建物だからこその応用性・可変性を感じ、建物のどの目地を見てもスタイリッシュで縦横のズレがない気持ちよさがあります。屋根と交差する外壁部分に雨垂れ跡がないことがとても気になりました。一体どれだけのこだわりが詰まっているのか、、、想像もつきません。少ないことが本当の豊かさであり、神は物事の細部に宿っているという名言は建築における概念として留めておくのは勿体ない程、素敵な思想です。

バルセロナ・チェアも万国博覧会のためにデザインされたものです。しなやかなX脚が美しく最高のデザインですね。

📍バルセロナ・パビリオン内ショップ

建物内には、ショップも併設されておりハガキやマグネット、ミースに関する本、Tシャツなどがありますよ。先程、ご紹介したミースの名言を用いたインテリアグッズもあり、迷わず購入しました!

スペイン村

1929年のバルセロナ万博のためにつくられた、スペイン国内各地方の建物を集めたテーマパーク的な施設です。93年も前から存在するテーマパーク故に、建物も程よく風化しており本当にスペイン各地を旅行している気分になれます♪テーマパークと言ってもアトラクションがあるわけではなく、数々の建造物やガラス陶芸、工芸品のクラフトショップ、郷土料理を楽しめるレストランがあり、五感でスペインの文化を楽しむことができる施設となっています!ディズニーランドの約1/10の広さなので、2時間もあれば十分楽しむことができます^ ^レストランのすぐ横にはお手洗いもありますので、小さなお子さんがいらっしゃる方でもゆっくり過ごすことができそうです。

スペイン村 基本情報

営業時間
・月曜日 10:00-20:00
・火曜日-日曜日 10:00-00:00

入場料
・大人 €11.2ー14
・子供(4歳ー12歳) €9-10
・ 3歳以下 無料

オンラインで日付指定の入場券を購入することが可能です。▶︎チケットの予約はこちらから。※当日、現地にてチケットを購入することも可能です。

場所

📍スペイン村 正面入り口

荘厳な門構えがお出迎えです^ ^ドキドキしながら中へ。まずはお腹が空いたのでランチです!

ピザとバルセロナ名物のパエリア!!!!最高でした(≧∀≦)クルーズ出港前日にもサグラダファミリア側のレストランにてパエリアを頂いたのですが、そこより美味しかったです!今まで日本で食べていたパエリアは、土鍋や炊飯器で炊いた黄色いご飯でしたが、あれは邪道なのですね(笑)熱々の鉄鍋で出されたパエリアからは、海水の塩っぽい匂い!?とエビやムール貝から漂う香ばしい匂いがして、一瞬にして鼻が幸せに包まれました。ピザも想像の何倍も美味しかったです。やはりバルセロナは、食も楽しめて素晴らしいのひと言につきます。

特に、スペイン各地の祭りの様子を紹介したエキシビジョンルームやスペイン南部アンダルシアの白い街、フォトジェニックなアンブレラスカイはお気に入りです!冷たいフルーツジェラートを片手に、ただ散歩するだけでも気持ち良いです♪

スペインは、日本の国土の約1.3倍なので一度のスペイン旅行で全ての都市を観光することはなかなか難しいです。そう言った意味でもこの施設は、各地の雰囲気を一気に感じることが出来とても素晴らしいと思いました!

終わりに

前回のガウディ建築に引き続き、バルセロナの名所を紹介しました!いかがでしたか?私にとっては初めてのスペイン旅行となり約3日の滞在となりましたが、正直まだまだ時間が足りないなぁ〜と思うほど魅力的な国でした!曲がりなりにも建築をかじっている人間として、こんなにも刺激たっぷりの場所は他にないのでは!?と思う程です。

スペインは他にも、グラナダにあるアルハンブラ宮殿やコルドバのメスキータなどイスラム建築の傑作に触れることもできます!また訪れることが出来れば嬉しいです♪

夏のホリデーシーズンは終わりを迎えましたが、これからの季節は過ごしやすい気候で観光に適していると思います^ ^是非、バルセロナ観光の予定を立ててみてはいかがですか?

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